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| 13 Apr 2011 10:07:41 am |
坂本工レポート 4月12日(火)福島県いわき市平 |
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写真をパソコンに保存するのに時間が掛かり、坂本君自身がなかなかパソコンを使えないので『今はとにかく手で書いている」そうだ。
「現在の福島原発にとって何よりも怖いのは余震です。くれぐれも気をつけて!」と中嶌哲演さんから言われていたが、昨日と一昨日には、震度6クラスの余震が立て続けに福島を震源にして起こった。「近くにいた女性が悲鳴を上げて怖がっていましたが、私自身も怖かったです。不気味ですね』と坂本君。
さらに「9日に福島原発の10km以内に入りましたが線量計の針は振り切れていました」という言葉は衝撃的だった。
以下、坂本君からのメールです。
電源確保などの事情で、パソコンを使えない日が続きます。バッテリーの残量がわずかなので、続きは次回にします。
きょうは伊達郡川俣町、相馬郡飯館村、南相馬市に向かいます。
4月12日(火)福島県いわき市平
いわき市役所付近でテントを張る。夜半は冷え込みが厳しい。13日は晴れの予報で、冬の星座が夜空にすっきりと浮かぶ。この4日間の取材で目にした被災の状況が、あまりにも凄惨なので、震災前と変わらない星のきらめきに、思わずホッとする。きのう、きょうの震度6弱の地震と頻発する余震に、神経が張りつめる。
9日(土)福島第一原発9km〜30km圏内 楢葉町、広野町、大熊町入口
10日(日)岩間
11日(月)豊間、薄磯
12日(火)久之浜
9日(土)福島第一原発の半径9km圏、大熊町入口まで近づく。いわき市から出発し途中、広野町、楢葉町の各地点で放射性物質の値を計測しながら国道6号線、通称浜街道を北上する。線量計は30マイクロシーベルト/時(セシウム137)まで計測可能だが、大熊町入口では線量計の針が振り切れた。原子力保安院のデータによると、2日後11日の第一原発西門は33マイクロシーベルト。
半径30km圏の屋内退避区域(自主避難要請)、そして20km圏の避難指示区域は、文字通り、ゴーストタウンだ。街が死んでいる。 |
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Posted By : 野澤好子 |
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| 09 Apr 2011 10:28:19 pm |
坂本工レポート 4月8日(金)福島県いわき市平 |
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いま、いわき市にいます。見聞きしたことを、一日一本、頑張ります! 8日は避難所に泊めてもらったので、避難所での一コマを。
きょうは7時30分から、福島第一原発に向かいます。これからガンガーカウンターと防護服を準備し、可能な限り、近づきます。 坂本工
4月8日(金)福島県いわき市平
寝袋や銀マット持参で、いわき市役所前の避難所に泊めてもらう。避難所は「いわき芸術文化交流会館 アリオス」。地震発生の3月11日夜から開設し、4月6日現在、69人の被災者が避難生活を送る。多いときには150人を超えた。コンクリートの床に畳を敷いて寝床を作ったり、長イスをベッド代わりにしたり…。年配者が多く見られ、夫婦や家族連れ、若い独身男性の姿もある。
19時過ぎに到着すると、1階ロビーで数人の男性が、プロボクシングの世界タイトル戦中継に見入っていた。
22時30分、消灯。いびきや歯ぎしりが、ホールに響く。60代後半の女性が「隣の人のテレビの音が気になる」とボランティアスタッフに伝えにきた。スタッフはすぐに調整に当たったが、ここでの生活に、プライバシーはない。16年前、阪神・淡路大震災での避難所で見た光景と同じだ。神戸の避難所では、長期にわたる避難生活につかれた男性から、「お前は余裕があるから、ボランティアにこれるんだ」といわれたことがあった。今度こそ、一人一人が抱える事情を知る努力をし、自分の身に置きかえて物事を考えたい。
「アリオス」の食事は一日、10時と18時の2回。午前は菓子パン2〜3個とお茶、午後は弁当。ほか、週に一度ほど、ボランティアグループがやってきて豚汁などの炊き出しを行う。
今春大学を卒業したばかりのボランティアスタッフから消灯後、避難所や地震後の街の様子などを教えてもらう。彼は地元福島出身。誠実な人がらだ。自分にも役に立てることがあるのではと、市の募集に応じた。大学で障がい者介護を学び、養護学校教員あるいは障がい者介護職に就くことを考えていたところに、巨大地震が起きた。きょうは夜勤で、夜中1時まで「避難所受付」と書かれた机の前に座る。作家米澤穂信さんの『クドリャフカの順番』というミステリー小説を読み進めながら…。
いわき市(人口34万人)は4月6日現在、2806人が市内47カ所の避難所で生活する。津波被害が甚大だった久之浜地区(福島第一原発30〜40km圏)の避難民は686
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Posted By : 野澤好子 |
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| 12 Nov 2010 04:35:26 am |
五劫思惟阿弥陀如来坐像 |
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土曜日は娘と写真家の正木さんと東京国立博物館『東大寺展」に北河原公敬別当の講演会を聞きに行った。今回あまりの倍率で申し込みに落選。『別冊太陽東大寺』を共に編集した富山女史は昨日には関西に戻り、あきらめきれない私はキャンセル待ちを狙って再びやってきたというわけだ。首尾は上々。北河原さんは『大仏造立の詔」についてほぼ全文を細かく解説された。本誌では北河原さんの身近に感じて暮らした大仏について監修に立ってくださった奈良国立博物館の西山先生がインタビューしてくださっている。今回私は〔正木さんもそういっていた〕、仏縁を得るための日常的な七布施についてのお話に大変興味を持った。
娘の今回のお目当ては「五劫思惟阿弥陀如来坐像」だ。今回の展覧会には五劫院の像が展示されているが、本誌には東大寺勧進所阿弥陀堂の像が掲載されている。「五劫のすり切れ」とは落語寿限無にも出てくる永遠にも似た気の遠くなる時間を現す言葉だが、余り長い間瞑想していたので五劫思惟像は頭はアフロのように長く大きく爆発し、お顔もすっかり丸々してしまったという、とてもユーモラスな像である。私はこの像を見るとコアラを思い浮かべる。重源上人が中国から将来したといわれる。ユーモラスなこのお顔は展覧会が終わる頃には大人気になっているに違いない。
帰りは渋谷に井上ヤスオバーガーさんのライブに行った。大変良かったのは言うまでもないが、ここで城戸けんじろうというとても面白いロックんローラーを発見。すごくいい。
久々の東京は楽しかった。
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Posted By : 野澤好子 |
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| 12 Nov 2010 03:21:50 am |
華厳の華 |
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先週の金曜日、東京国立博物館特別展「東大寺大仏――天平の至宝」を見学に行ってきた。毎週金曜日の夕方には東大寺の僧による講話が組まれているというが、幸運にもその日のお話は上司永照師であった。『別冊太陽東大寺』のご担当としてお世話になったばかりか、懇意にさせていただいている信楽の陶芸家、谷井芳山氏とご縁の深い方で、精神的にきついときもとても〔勝手に〕励まされていた。
打ち合わせの際に、聖武天皇が大仏造立の詔の中で「動植ことごとく栄えむ」といわれているのを例に出し、「それと違う状況が世の中に起こりつつありますね」と嘆いておられた。
金曜日のお話もその「動植ことごとく栄えむ」という言葉から「華厳経が説く生きとし生けるものは全て関連性の中に生き、全て何かを持って生きている。それが華厳にいう『華』である(華厳の厳は飾るという意味)」といわれた。
では、華とは何か。
「例えば認知症の人。かつては素晴らしい記憶力の人だったが、今は名前すらおぼつかない。ましてや我が娘の名すら分からない。この人の華はどこなのか」
「あるいは、一生立つこともしゃべることも出来ない重度の障害を持った子ら。でも毎日つきあっているとこの子らではなく、それは花子ちゃんであり、太郎君だと気付く。そして、泣いた笑ったといって、回りのものが一喜一憂し、花子ちゃんに、太郎君に動かされ、動かしているのが分かる。太郎君が太郎君であること。花子ちゃんが花子ちゃんであること。(認知症であっても、寝たきりであっても)私の親であること。つまり、代わりがないことが華だ」という。
そうか。素晴らしい才能や美しい花を咲かせる花だけが華じゃないんだ。そんな至極当然なことが、とても有難いお話として胸を打つ。
もう起き上がることも出来ない母が、私が病室から帰ろうとすると必死で起き上がろうとした。「もうすぐ帰れるから」となだめながら、起き上がろうとするその気力に大きな喜びを感じている。寝たきりでも、私の名前など忘れてしまっていても、熱もなく、ただもう穏やかな笑顔を見せてくれるだけでいいのだ。母には代わりがいない。熱が下がってくれたら、そればかりを願う。
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Posted By : 野澤好子 |
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| 04 Nov 2010 02:57:19 am |
電気工事はまだだけれど |
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電気工事はまだだけれど、階段は一応完成。
押し入れが廊下になり、その分、階段の傾斜が緩やかになった。天窓から光が差し、昼間なら電気なしでも明るい階段になった。
我が駄犬も蹴込みが貼られると、階段を怖がらずに上り下りするようになった。
階段の改修で最も楽になったのは私と駄犬だ。
真横から見た新しい階段。色々考えたが古色を付けたりするのは
以前の無双窓同様にやめることにした。
かえってわざとらしいと感じるからだ。ここからスタートを切るのでよいと思う。
まぁ、そのうちに拭き漆とか出来たらいいとは思うけれど、今後のお楽しみということで。
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Posted By : 野澤好子 |
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