『正倉院展』

奈良在住の友人と正倉院展に行ってきた。今年は予約のみということで、いつもはすごい人出だが、ゆったり見れて良かった。ただ見たくても見られない方も多かったのだろうなぁ。今年72回目の正倉院展の第一回目は戦後すぐの昭和21年10月。友人のお父さんは第一回目から参観され、図録も第一号から持っていられるということだが、疲弊した戦後の中で、こうした展覧会がどれほどの潤いを人々にもたらしたことだろう。花氈(かせん)の再現をしたものは写真撮影可だったので、写真は1枚。花氈はいわゆるフェルト。蘇芳や藍、槐で染めた羊毛で作られている。西洋茜の朱のものも美しかった。